後藤寿庵顕彰会
【寿庵の大地」2024年12月20日発行
後藤寿庵福原就封400年記念事業記念誌を発行し、会員の皆様に発送いたしました。
【寿庵公園衛門移設整備】
平成8年マイロード事業により「寿庵の道」として福原工事(福原西田線)を整備した時に設置されました。老朽化に伴い、道路管理者から撤去要望があり、このまま処分するのは偲び難いと寿庵公園に移設しました。
【秋の寿庵祭、最小限で開催】
毎年9月第2土曜日となている秋の寿庵祭式典(福原農事実行組合主催)は令和4年9月10日㈯に行われました。
式典では、カトリック水沢教会の高橋司教さんのミサが行われ、収穫への感謝、新型コロナウイルスの早期収束を願いお祈りをしました。
福原毘沙門堂の桜が満開です(2021/4/12)
【顕彰会の概要】
〈設立趣意〉
後藤寿庵は、今から約400年ほど前、伊達政宗の家臣として現在の水沢福原一帯を治めたキリシタン領主とされています。当時、水不足により砂漠のようだと言われたこの地に、胆沢川から水を引く「寿安堰」をつくり、豊かな穀倉地帯の礎を築きました。毎年、春には教会主催で、秋には地元主催による寿庵祭が行われています。
この後藤寿庵の福原就封400年を記念して、平成23年から2カ月にわたり、寿庵廟の整備や市民劇上演、記念誌発行などの記念行事が行われました。その後も顕彰活動の継続を求める声が上がったことから、後藤寿庵の功績や偉業を讃え広く顕彰し、その精神の継承発展を図ることを目的として、顕彰会が設立されました。